2014年11月16日(日)に板橋区総合防災重点地区訓練が行われ、飯塚研は大東文化大学として参加しました。
この訓練は東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3、板橋区内の最大震度は6強の地震が発生したという想定で行われました。
8時30分に集合。今日は全員参加です。
本日のタイムテーブル。メインは団地高層階への配給ボランティアです。
8時45分地震発生。まずは身の安全を守ります。
揺れが収まったのを確認し、避難所が開設された高島平第一中学校へと向かいます。
もし板橋校舎で被災した場合、まずはこの場所が避難場所になります。
避難所である高島平第一中学校へ向かう面々。
高島平団地を通り抜けて行きます。
20分程で高島平第一中学校へ到着。
地域の皆様も大勢集まっています。
まずは避難所受入れカード記入体験をします。
記入体験が終わり次第、開会式の時間まで自由行動となりました。
様々な体験ブースが用意されています。
初期消火訓練では本物の炎を消火しました。
起震車では震度7の揺れを体験。
強い揺れにじっと耐えることは出来ません。
もちろん煙体験もあります。
自衛隊と消防署のブース。他にも水道局や東京ガスのブースもありました。
様々なブースが立ち並びます。
消防車と消防士姿のゼミ長。
あっという間に時間は過ぎ、開会式が始まりました。
板橋区長様よりご挨拶です。
さて、開会式が終わると、いよいよ団地高層階の自宅避難者への物資配給訓練が開始です。
予め決められている2つのご家庭へ配給します。
学生ボランティアとしての働きが期待されています。
リヤカーに物資を積んだら高島平団地を目指して出発です。
歩行車や自転車に十分注意しながら進んでいきます。
歩道の狭さやちょっとした段差も気になり、なかなかスムーズには着きません。
やっとのことで団地に到着。
積んできた物資を自宅避難者のもとへ届けに行きます。
2組に分かれて物資配給をします。
もちろん地震によりエレベーターは使えませんので階段を使います。
まずは3階に住む自宅避難者の方へ物資配給に向かいました。
無事に物資を届けることが出来ました。
今度は7階に住む自宅避難者へ物資を配給しに行きます。
高齢者では階段を7階まで上り下りするのは難しいと感じました。
2つのご家庭へ無事に物資を届け終えました。
帰りも行きと同様、周囲に十分注意して進んでいきます。
高島平第一中学校へ帰って来ました。
普通に歩けば往復30分もかからないであろう道を、何と一時間もかけていました。
帰り着くと間もなく閉会式が始まりました。
ここで最後の仕事として、参加者全員へ物資を配給します。
配給物資の中身はアルファ米わかめごはんとクラッカーです。
手際よく物資配給を進め、仕事は終わりました。
今回、防災訓練に参加して感じたことは、我々大学生は大いに役に立てるということです。
それは物資配給の際に掛けられた「ありがとう」の言葉が物語っていると思います。
この先自分の住む地域で防災訓練が行われる際に、
是非参加してみようと思わせる、とても有意義な訓練になりました。
せっかくだからということで、みんなで昼食をとってからの解散となりました。
飯塚先生、ご馳走様です!!!
みなさん朝早くからお疲れ様でした。
執筆:井野